水活性テープ(WAT)は、安全かつ環境に優しい段ボール封緘の「ゴールドスタンダード(最高基準)」として広く認められています。標準的なプラスチックテープとは異なり、WATは段ボールの繊維と分子レベルで結合します。しかし、作業現場では、テープの端が浮き上がったり剥がれたりする「テープ・リフティング」という厄介な問題に直面することがあります。
もしテープが本来のように密着していない場合、その原因は通常、貼り付けのプロセス(工程)にあります。弊社のLockedPaperシステムで、常に完璧な封緘(ふうかん)を実現するためのプロフェッショナルな手順をご紹介します。

1. 「湿らせ方」のバランスをマスターする
テープが剥がれる最も一般的な原因は、水濡れのムラです。テープが乾燥しすぎていると接着剤が活性化せず、逆に濡れすぎていると接着剤が固まるまでに時間がかかりすぎてしまいます。
ブラシのチェック: 電動ディスペンサー「EG100」のブラシが清潔であること、乾燥した糊で固まっていないかを確認してください。週に一度、温かい石鹸水でブラシを洗浄することをお勧めします。
水量が鍵: EG100は2.1Lの大容量水ボトルを搭載しています。ブラシタンクへ常に一定の水を供給できるよう、ボトルが正しくセットされているか確認してください。

2. 水温の最適化
気温の低い倉庫環境では、クラフトテープの接着剤が活性化しにくくなる(「頑固」な状態になる)ことがあります。
温水のメリット: ディスペンサーにぬるま湯を使用することで、デンプン由来の接着剤の活性化を早めることができます。
均一な供給: 高性能ディスペンサー「EG100」は、最大1.1m/sのスピードでもテープを均一に湿らせるよう設計されており、テープ表面全体を瞬時に接着可能な状態にします。

3. 「5秒ルール」とプレス(撫で付け)のテクニック
感圧性テープ(一般的な透明テープ等)とは異なり、水活性テープ(WAT)には「結合」するためのわずかな時間が必要です。
しっかりとした拭き取り(プレス): テープを貼った後、手でテープの上部と段ボールの側面をしっかりと撫でるように押さえてください。この圧力をかけることで、湿った接着剤が紙の繊維の奥まで浸透します。
引っ張りすぎに注意: 貼り付ける際にテープを強く引っ張りすぎないでください。紙は濡れると膨張し、乾くと収縮する性質があります。過度に引っ張った状態で貼ると、乾燥時に端が引っ張られて「浮き」や「カール」の原因になります。

4. テープの正しい保管方法
テープが機械にセットされる前の保管環境も、非常に重要なポイントです。
湿度の管理: 「LockedPaper」クラフトテープのロールは、涼しく乾燥した場所に保管してください。極端に湿度が高い場所では、ロールの状態で接着剤が部分的に活性化してしまい、ディスペンサーを通した際に本来の接着性能を発揮できなくなる恐れがあります。
用途に合わせた最適なツールの選択
作業効率は、出荷量(オペレーションの規模)によって決まります。
大量出荷ライン向け:**電動ディスペンサー「EG100」**は、工業クラスのパフォーマンスを実現するために設計されています。耐久性に優れたステンレス構造と専用の切断刃を採用しており、常に美しくクリーンなカットを可能にします。

小規模ビジネス・小口出荷向け:**手動ディスペンサー「MG80」**は、コンパクトな設置面積で電源も不要なため、場所を選ばないフレキシブルな封緘作業に最適です。

BJT Pack Groupについて
BJT Pack Groupは、エアクッションシステム「LockedAir®」および紙緩衝材システム「LockedPaper®」を通じて、持続可能な保護包装ソリューションを専門に提供しています。アメリカ、ドイツ、オーストラリア、日本、そして中国にグローバルな研究開発(R&D)拠点とローカルサービスチームを構え、世界中のお客様へ迅速なサポート、安定した供給、そして革新的なパッケージング・テクノロジーをお届けしています。